はじめに

 「酪農」や「牧場」という仕事にどんなイメージをお持ちですか?

 浜中町では、「酪農」の新規就農希望者を募集しています。浜中町の「酪農」「牧場」のイメージを深めていただき、新規に就農を希望する場合の研修方法や就農への支援方法などをご紹介します。
 このホームページを通して、疑問や不安に少しでもお応えできればと思います。お気軽にお問い合わせください。

「新規就農を目指す皆さんへ」  浜中町 町長  松本 博  

浜中町は「輝ける恵の大地と海"はまなか"~未来につなごう豊かな環境」をテーマに、「一次産業の振興は豊かな自然環境がもたらす恵み」と位置づけまちづくりを進めています。恵まれた自然環境の下、生産者と関係機関・団体のたゆまない努力によって、町内で生産される生乳は高品質で安全、安心な乳製品の原料として高い評価を得ています。当町の基幹産業である酪農は、高齢化や後継者不足等による離農により農家戸数の減少が懸念され、将来の「酪農王国・浜中」をいかに維持・発展させていくか大きな課題でありました。このため、次代を担う農業者の確保、とりわけ「新規参入者」の育成・確保を図るため、昭和58年から各種制度を活用しながら新規就農施策を展開してきました。

 そして、平成3年度にJA浜中町が建設した「浜中町就農者研修牧場」への補助と研修期間3年間(概ね)の研修者受入機関への助成制度の創設や新規就農後5年間の奨励金交付など、町独自の制度で新規就農への支援を実施しています。
 その後、平成16年にJA浜中町の運営から町、JA浜中町、農業者の出資による「有限会社 浜中町就農者研修牧場」へ移行されました。

 このような浜中町における独自の取組みと新規参入を希望する方々の努力の積み重ねによって、新規就農者が町内酪農家の1割を超えるまでになり、地域に希望と活力をもたらしています。
 是非一度、浜中町の豊かな自然とそこで営まれる酪農を体験していただき、1人でも多くの方が浜中町で就農されることを期待しています。

「浜中町で酪農をはじめませんか  (有)浜中町就農者研修牧場 代表取締役 高岡 透

 広大な大地、遙か彼方の水平線。浜中町は酪農・漁業を基幹産業とし、また、太平洋側に広がる霧多布湿原は別名「花の湿原」とも呼ばれ、美しい景観と豊かな自然環境に恵まれた町です。
 
 近年、食糧自給率の向上や食の安全・安心の高まりから国内農業が見直されており、都会に住む若者たちやサラリーマンの間での農業指向が高まっています。
 浜中町においても昭和58年に新規就農第1号を受け入れて以来、現在(平成20年)までに全国各地から25戸の方々が就農されており、これは町内酪農家数の1割以上にあたります。
 全国的に酪農家戸数は減少傾向にあり、当町においても例外ではなく新規就農者を含め後継者の育成に力を入れているところです。

 特に、新規就農を希望する方々を対象とした「浜中町就農者研修牧場」は酪農経営に必要な基礎知識、営農技術、計数管理などを習得してもらうトレーニング施設で約3年間の研修後、独立することになります。
 酪農は休みがなく体がきついというイメージがありますが、現在は「酪農ヘルパー制度」や「農作業委託(コントラクター)事業」などを利用し休暇を取ることや労力の軽減を図ることが出来ます。

 土地もなく、後継ぎでない人でも「やる気」さえあれば農地を取得し経営者になることが出来ますし、酪農は誰にも拘束されず創意工夫や自分の力によって結果を出せるやりがいのある仕事です。
 私たちは、酪農に興味を持っている人、動物の好きな人、自然の中で仕事がしたいひとなど酪農業に関心が高く就農に意欲のある人材を広く募集しています。 

 私たちと一緒に浜中町で酪農をはじめませんか。

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