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中国内陸部のツル類と希少水条件に関する現状把握調査に参加しました。2014.10.20更新

 10月04日から07日にかけて中国の黒龍江省・吉林省・内モンゴル自治区にまたがるソンナン平原で行われたツル類および大型水禽類の調査に参加しました。調査は東北林業大学教授のSu Liying博士に同行し、現地で車をチャーターして行ないました。今回は自然保護区に指定されていない湿原を中心に回りました。丘の上や農道から見た湿原は日本では考えられない程に広いのですが、それにも増して見渡す限り広がっているトウモロコシ畑に取り囲まれていました。比較的小規模な湿原では水田化のための開発が進んでいるところも見られます。4日間の調査で4種類のツル(タンチョウ、ナベヅル、クロヅル、ソデグロヅル)と沢山のガン類(ヒシクイ、マガン、サカツラガン)、そしてそれ以上のカモ類が見られました。

 ソンナン平原のような乾燥地帯では、雨量の変動によって湿原の状態が大きく変化します。希少種が多い内陸部の大型水鳥類の全体状況をモニタリングしていくのは大変な作業です。今回、未だ大規模開発が進行し、密猟等も絶えない当地の様子を直に見ることができ、鳥類の記録以外でも有意義な調査でした。

  今年度も、イオン環境財団の助成を受け、タンチョウ保護研究グループがこの活動をサポートしています。





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