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俵橋湿原に冬期給餌台を設置しました
2012.11.1更新

 10月5日にご紹介した俵橋湿原で、実ったデントコーンを利用して冬季給餌台(ニオ型)を設置しました。

このニオの設置は、かつて農用地として開発された根室地方北部の大規模な湿地(俵橋湿原)を、タンチョウの棲める環境に回復させることを目指し、3年前より中標津町と地元住民共同で自然再生の取り組みを行っている「俵橋湿原ゆめプロジェクト」の一環で、この周辺に棲んでいるタンチョウの冬季間の餌を確保しようとするものです。また、大型給餌場に集中するタンチョウの越冬地分散の試みをここ俵橋湿原で行うことも大きな目的です。

 ニオは丈夫な骨組みを何本も立てたり、雪が降った時のことを考えて土盛りがしてあったりと年々試行錯誤を繰り返しながら改良されてきました。

 
ニオが風雪で壊れないよう何本も骨組みを立てました。

デントコーンの補充も2週間に一度くらいで、給餌人の手間を軽くするよう考えられています。また、無人の給餌台を設置することで不必要な人間との接近を避け、人慣れを防ぐという目的もあります。

 
大きなバケツにデントコーンを入れておくため、2週間に一度程度の補充で間に合います。

作業は今年で3年目になり、みなさん慣れたもので、約2時間で立派なニオが完成しました。使用したデントコーンは私たちが作ったものでは足りなかったので、当会の会員である農家さんに分けてもらい、運搬用のトラックまで貸していただきました。本当にありがとうございます。

 
足りない分のデントコーンは会員の農家さんに分けてもらいました。

昨シーズンはこのニオ付近で2組のつがいと1羽の単独個体を確認しています。
作業を終えて帰る際には周辺で鳴き合いをしているタンチョウの声も聞こえ、同日の夕方にはニオの近くにいる一組のタンチョウのつがいが確認できました。今年の冬も期待できそうです。

 当日の作業には中標津町内から5名、タンチョウ保護研究クループから2名参加しました。強風の中での作業みなさまお疲れ様でした。

 
出来上がったニオの前で記念撮影。

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