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第3回「タンチョウ保護のための国際プロジェクト構築」
国際会議を開催

2009.12.17更新

 NPO法人タンチョウ保護研究グループは独立行政法人環境再生保全機構からの支援を得て、2007年に第1回ワークショップ「タンチョウ保護のための国際プロジェクト構築」を催し、タンチョウの抱える課題を明らかにしました。翌年の第2回ワークショップでは、地域(国)毎の実効性ある活動について整理したことは、ホームページ等でお知らせした通りです。

 助成最終年の今年は、2009年10月21日から26日まで、釧路市との共催で釧路市観光国際交流センターと釧路全日空ホテルを会場に開催しました。今回、ロシアの私設ムラビヨフカ自然公園創設者で精力的にツルの保護に取り組んでいるセルゲイ・スミレンスキー博士を招き、アムール川流域でのダム建設による湿原の乾燥化や電線衝突事故が重大な問題となっているとの報告がありました。ドイツからはツル情報センターのギュンター・ノバルト博士とドイツ・ツル保護会のウォルフガング・メーベス博士が参加し、ヨーロッパにおけるクロヅルの個体数増加、人々との共存に向けた取り組みや保護ネットワーク体制についての発表がありました。これらの他、来年以降の実施を目指す重点事業につて話し合いました。

 過去3年のワークショップには、タンチョウの保護や研究で活躍している主要な人々が集い、連日連夜白熱した議論を行いました。そして、各地域や国で抱えている課題解決のため、国際協調下で実行可能なプロジェクトを実施するための国際的なネットワーク体制を構築することにしました。その名も、インターナショナル・レッド-クラウンド・クレイン・ネットワーク(以下、「IRCN」)です。

 このネットワークは、議長と副議長、および各国1 名の調整者と国際ツル財団代表者からなる評議会、その評議会の下部組織として各国の事情や状況に即したネットワークを置きます。当面、このネットワークが機能するように日本の有志が事務局として動きますが、そのサポートをタンチョウ保護研究グループが行います。

 IRCN、そして各国のネットワークが今後どのような展開をするのか・・・。
期待が高まるところです。

 
会議の様子


タンチョウ保護研究グループタンチョウ保護研究グループ

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