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今年の繁殖調査が始まりました!
2008.5.14更新

 タンチョウ保護研究グループが、その前身にあたるタンチョウ保護調査連合のころから継続して行っているタンチョウ繁殖状況調査が今年も始まりました。4月21日に調査を開始し、5月1日に最初の調査が終了しました。
 21日から24日までは北海道開発局釧路開発建設部治水課が行う釧路湿原流域のタンチョウ営巣調査に協力する形で行い、開発局所有の防災ヘリコプターを使用して、釧路湿原とその流域河川のタンチョウ営巣状況の調査を行いました。25日からは帯広にある府中エア・サービス株式会社の4人乗りセスナ機を用いて、その他の地域の調査を行いました。春先は天候が安定しないために、例年、悪天候で調査が延びることが多いのですが、今年は比較的順調に調査は進みました。それでも調査範囲が広がっていることもあり、10日間ほどかかりました。
 調査結果は現在集計中ですが、地域によっては昨年より多くの巣が見つかっているところもあります。昨冬は雪が少なく、また、3月になって暖かい日が続いたこともあり、早めに営巣地にもどり、営巣を開始したツルも多くいたようです。しかし、4月1日に根室地方で猛吹雪があり、こちらの地方では特に営巣が早まったわけではないようです。タンチョウの営巣は春先の天候によっても左右されます。
 5月下旬には2回目の調査が行われる予定で、その後の地上からの補足調査などを踏まえて、今年の繁殖数が推定されます。結果が出ましたら、改めてご報告したいと思います。
 
このセスナにパイロットと調査員3名が乗り込み、1回の調査で4−5時間飛行します。
 
上空から見た釧路湿原の一部。こんな風景の中から、ぐるぐる回るセスナの窓ごしに、
小さな白い点にしか見えないタンチョウを探し出します。

タンチョウ保護研究グループタンチョウ保護研究グループ

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