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2012年度の飛行調査が終了しました
2012.914更新

今年度の飛行調査は4月から6月にかけて実施しました。

 昨年度は震災の影響でセスナ機の調達ができなかったために、道東の繁殖地全域の調査ができませんでしたが、今年は2年ぶりに十勝の広尾町からオホーツク地方の紋別市までの全域を調査できました。

 例年にも増して天候が不順であったのに加えて、使用できる飛行機の関係で女満別空港がベースになったため、摩周から知床にかけての山を挟んだ調査地と飛行場との両方で飛行可能な日が少なく、実際に調査を行ったのは11日間だったのにもかかわらず、終了までには結局24日間もかかってしまいました。この間8名の調査員が交替で参加し、のべ飛行時間は49時間46分でした。

 今年の繁殖状況調査の結果に関しては、飛行調査当日の目視記録に加えて、写真記録の精査、さらに繁殖期間中の各種情報を加えるために、今後若干の変更が予想されますが、飛行調査に限っての集計では、確認した巣数は280、家族数は7、ヒナを除いた確認総数は861羽でした。この結果は2年前の2010年4月に比べて繁殖つがい数は12%ほど少なかったのですが、調査期間中に大雨による増水があり抱卵を放棄したつがいがいたこと、調査期間が長引いた為に、日程の後半では巣を離れたつがいが多くなったためではないかと考えています。一方で確認数できた個体数は約8%多くなっています。

 

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