■由来

ケーキというと、ショートケーキやチョコレートケーキなど、ふわふわ柔らかいケーキが一般的ですが、そのベースとなったスポンジケーキの生まれは15世紀後半のイベリア半島にあるようです。ビスケットを作るなかで、卵をかき混ぜて焼いたら、ふっくらとしたクッキーが焼きあがり、そのクッキーが発祥と言われております。18世紀には卵を卵黄と卵白に分けて泡立てる別立て法が使われるようになり、やわらかくきめの細かい今のような生地ができていきました。(ちなみに16世紀にポルトガルから日本に輸入されたカステラは、このカスティリア地方のお菓子でした。)フランスではビスキュイ(別名ジェノワーズ)と呼ばれ、イタリアではパネ・ディ・スパーニャと呼ばれ、アメリカではその見た目からスポンジケーキと呼ばれるようになり、それが日本に輸入されるようになったと言われております。スポンジケーキは今もなお、ジャムやフルーツを挟むなど、食卓に彩りを添え続けている代表的なケーキです。

 ■スポンジケーキの作り方(18cm)

全卵 … 110グラム(2コ)
砂糖 … 90グラム
薄力粉 … 75グラム
バター(マーガリン)… 15グラム
牛乳 … 30グラム
【準備】
1. 型の内側と底に紙を敷く。
2. 小麦粉をふるっておく。
3. バターと牛乳を湯せんにして溶かして熱くしておく。
4. オーブンは180℃に温めておく。
【作り方】
1. ボールに全卵と砂糖を入れて、湯せんで温めて、しっかりとマヨネーズ状になるまで泡立てる。(湯せんは熱くしすぎない)
2. 「1」の中にふるった小麦粉を入れてゴムベラで平均に混ぜる。
3. 熱い溶かしバターを入れて混ぜる。
4. 型に流して180度で20分位焼く。
(指で軽く押して、へこみがすぐに戻ると良い。型から出してさます。)
5. お好みでフルーツやクリームでデコレーションすると、お誕生日やクリスマスにもご利用になれます。

簡単に作れますので、是非お試しください!

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     **レシピの提供**
 和菓子 洋菓子の店かわなべ
        代表 川鍋 健一
 住所 北海道釧路市春日町3番3号
 電話 0154−23−4014