2009.12.29
年末のご挨拶
カーソルを乗せて春と比べると・・・ 湿った雪なので枝にびっしり!
 今年も当ホームページをご覧いただき、ありがとうございました。浜中町での新規就農をご紹介ということでリニューアルしてから1年以上経過しましたが、更新が滞ることもあり、そんな中、訪れていただいた方には本当に感謝しております。
 さて、12月に入り寒くはあるものの、晴れた日が多かったのですが、後半になってからまとまった雪が続き、昨年同様、辺りはすっかり白くなりました。年末年始は少し荒れそうなので心配です。
 今年の干支は「丑」だったこともあり、良い年になればと年頭に期待していたのですが、夏の長雨による牧草収獲の遅れや品質低下、加えて、酪農を取り巻く環境の大きな変化は依然として続いており、経営者の方々はご苦労されていたと思います。
 皆さん消費者の側からも、牛乳や乳製品の値上げなど身近な場所で目に見える形で影響がありました。
 また、不況を受けて農業への関心も非常に高まり、新・農業人フェアを始め、就農についてご相談や取材を受けた件数も、例年になく多い年でした。
 しかし、状況が変わっても「牛を世話し搾乳する」ことは何も変わりません。新規就農を目指すことは簡単ではありませんが、毎日の積み重ねがきちんと出来るかどうかが一番大事な要素かもしれませんね。
 来年もまた、浜中や酪農の魅力をお伝えして、皆さんのお手伝いが出来るよう頑張りますので宜しくお願いいたします。 


2009.12.25
冬 至
日の出前が一番寒い時間帯ですが、これくらいはまだまだ平気!
 気温が日中もプラスにならない「真冬日」ばかりになってきました。それでも一番寒い時期はまだまだ先なのですが、昼間が一番短いのが「冬至」です。今時期、朝晩の暗い中を牛舎や職場へ行ったり帰ったりすることになるのですが、同じ時刻でも外が明るい夏に比べると「損」をしたような気分になるのは私だけでしょうか。
 日本の端に位置する浜中の辺りは、太陽の動きが特に大きくなる為、冬場の日の入りが日本でも一番早くなります。午後3時には薄暗くなり始め、4時を過ぎる頃には真っ暗になってしまいます。
 酪農は、圃場作業や放牧など四季によって作業の時間帯が大きく変わるものもありますが、習慣性の強い牛には、朝晩の搾乳や哺育等は毎日同じ時刻の方が落ち着くようです。
 ただ、農家さんによっては、冬の搾乳時刻を少しずらして調整する方もいらっしゃいます。この辺は、私のように「暗いのはどうも...」と気分的な所もあるかもしれませんね。 


2009.12.16
今年の新規就農
同じ就農でも、入る牧場の条件や就農者の希望で内容が異なります
 今年の新規就農者2名の営農が始まりました。二人とも道外の出身者ですが、浜中ではそれぞれ酪農ヘルパー・研修牧場で就農を目指して、ようやく念願叶ったわけです。ただ今年は、利用した農場リース事業の進行が遅れたので年末ギリギリの開始となってしまいました。
 最初に導入する50頭は、これから分娩を経て初めて搾乳出来るようになります。その為、分娩がまとまり本格的な生乳出荷が出来るのは、年が明けてからでしょうか。
 しかし、この1〜2ヶ月の分娩ラッシュが最初の試練かもしれません。牛も人も慣れない環境の中で事故が起き易い若い牛の分娩が続きます。多い時には1日に4頭も5頭も生まれ、おちおち休んでられない日もあります。また、それだけ頑張っても仔牛が死んでしまうこともあります。一方で、無事に出産を重ね、日に日に牛乳の出荷量が増えることは、大きな励みにもなります。
 これから数ヶ月は大変なことも多いですが、新規就農を一番実感出来る時期かもしれませんね。
 今年はこの2名以外にも、研修牧場分場からの独立が1名、あわせて3名の方が就農を果たされました。浜中酪農の仲間として、頑張ってください!


2009.12.2 A
北海道乳質改善大賞
 生乳について様々な情報提供や指導などを行っている北海道乳質改善協議会という協議会があります。そこが50周年記念事業として期間限定で行っているのが「北海道乳質改善大賞」です。今年が最終年度となり、道内の酪農家22名が受賞、浜中でも2年前に新規就農した方が選ばれ、札幌での授賞式に参加されました。
 生乳には、乳脂肪など皆さんもご存知の「乳成分」と、細菌汚染や異常乳などの「乳質」の二つの評価があります。これらは、基準値を外れてしまうと風味が変化したり、製品加工が上手くいかなくなります。その為、工場への出荷が出来なくなり、せっかく搾った牛乳を廃棄する事もあります。
 そうならないようするには、搾乳手順や搾乳機器の扱い方、温度管理などを正しく行うことが必要です。また、牛の体調も悪ければ異常乳になりやすいので、当然飼養管理も大切です。その結果、年間通して乳質を特に高いレベルで維持してきたのが今回の受賞に繋がっています。
 店先の牛乳や乳製品からは見えませんが、このような取り組みが基礎になり安全な牛乳を生み出しています。 


2009.12.2 @
視察研修
 農協職員だけでなく、組合員の皆さんも見聞を広げる為、圃場作業のない秋から冬に掛けて視察に多く行かれます。視察先は様々ですが、今回は浜中の生乳が搬入されているタカナシ乳業さんの工場等を見学されてきました。
 但し、地元の工場ではなく、浜中からも牛乳が運ばれている本社と関連工場のある横浜を中心とした関東への視察でしたが、ただ見て回るだけでなく、量販店での浜中牛乳のPR活動も行ってきました。
 酪農家のほとんどは、集荷に来るタンクローリーへ生乳を移してしまうと、そこから先は関わることは出来ません。その為、生産した生乳を商品として消費者の顔を見ながら販売をお手伝いをする機会を持つのは、貴重な体験となり、地元に帰ってからの仕事の励みにもなったようです。
 タカナシ乳業さんの「北海道」と名のついている製品の原料乳は「浜中産」です!是非、飲んで食べてみてくださいね〜 


2009.11.12
冬間近
 雪が降りました。昨年よりは少し早いでしょうか?
 夜半からぐっと冷え込み、みぞれから雪に変わったようで、朝には辺りが真っ白になっていました。まだまだ水分が多くすぐ溶けてしまうような雪ですが、それでも「今年もとうとう冬が来たか...」という気持ちになります。
 この時期になると、運動の為に牛を放すこともありますが、春夏のような草を食わせる為の放牧はさすがに無理です。牧場では、放牧で利用していた電気牧柵が雪の重みで壊れないように片付けたり、牛舎の中でしっかり食べさせるメニューに調整したり、本格的な冬が来る前の
準備を進めています。


2009.10.27
霜 降
夕暮れも早くなりました 来年の為の堆肥散布
 二十四節気のひとつで「そうこう」と読むそうです。まだこの時期に「霜」といっても道外では実感がないと思いますが、浜中ではすでに初霜がおり、朝晩の冷え込みが強まっています。10月の頭までは「暖かい秋だなぁ」と思っていたのですが、いつのまにかストーブが恋しい気温になり、辺りの紅葉も大分進んできました。
 牧草地は2回目の刈り取りも終わり、来年の為に糞尿を発酵させた堆肥や液肥を散布している所です。
 今夏は長雨のせいで牧草の成長が停滞したこともあり、例年より早く放牧を終えて、牛たちは牛舎に戻ることになりそうです。


2009.10.7
育成牧場の研修会
無駄なく上手く設置するコツを勉強中
 ここにもちょこちょこと載っている「育成牧場」。小さい牛を農家から預かって搾乳出来る位まで大きく育てるのが役目ですが、浜中以外にも農協や自治体で運営している牧場が多数あります。預かった牛たちの成長具合は育成牧場の評価にもなりますが、何より牛が戻っていく農家の経営にも影響します。その為、ほとんどの牧場で行っている夏の放牧管理の良し悪しは、非常に重要なものとなります。
 そこで今回、浜中だけでなく道内の育牧関係者に集まって頂き、技術研修会が行われました。座学だけでなく現場での研修もあり、放牧地を区分けする電気牧柵の安全で効率的な利用方法を講師の方に教えて頂き、今後の運営に役立てていきます。 


2009.10.1
牧場祭開催!!
空が怪しい・・・ アイスクリーム作りを体験
乗馬体験もありました 可愛らしい牛柄
 9月22日に今年の牧場祭が開催され、シルバーウィークの最中ということもあり、多くの方にご来場頂きました。ありがとうございました。
 しかし、空模様がどうも怪しい。昼を過ぎた辺りからポツポツと降り始めてしまい、イベントも前倒し。そして、雨に加えて「寒さ」が...焼肉コーナーもあり、いつもなら冷たいビールでも飲みながら楽しまれているのですが、今年は炭火で暖を取るように皆さん背中が丸まっていました。結局、今年のお祭りは1時間程早く終幕となりました。
 生憎のお天気でしたが、この一大イベントが終われば秋も後半。農家の皆さんは今年の草刈も終え、放牧もおしまいに近づきます。そして、寒さが本格的になる前に冬支度が始まります。